「犬と猫と人間と」を読んで

高校生の読書感想文課題図書に

犬と猫と人間と」があり





「自分で書けば!?」と母に言い放っていたソイ君

詳しくは コチラ


夏休みの宿題に読書感想文ありで
残念ながら、まんまと書く破目に陥り


めでたく市のコンクールに出品され


ソイ君の友達がサントリー奨励賞を受賞したので
すっかり市での受賞は霞んでおりますが
ありがたいことに先日、優秀賞を頂きました。

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震災以降 ドツボにはまる事の多い両親を
絶妙なタイミングで元気にしてくれるソイ君。
今回も然り・・・

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            「兄ちゃん宅建落ちましたけど、何か?」

めごさん、辛口、辛口(汗)


入選者一覧には
今西乃子さん の「捨て犬未来と子犬のマーチ」の題名も!
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そこには

不幸な犬をこれから一頭でも減らしていきたい
里親ボランティアへの関心が高まったと書かれていましたよ。


子供たちが一人でも多く知ってくれること
これはうれしいことですよね~
子供達が日本の犬猫の未来を
きっと変えてくれるとはず!!!

そして
感想文を読んだ先生、そして選考される方々と
知る前に戻れない人が着々と増えていくわけで・・・
ふふっ、ええことじゃ、ええことじゃ(←悪代官風)


伝える方法はきっと、ひとつじゃなくて
”知ってもらうこと”で
変わっていくことがきっとあるはず・・・


かなりの長文ですが、読んでみっか!という
奇特な方は More をぽちっとお願い致します(笑)「犬と猫と人間と」を読んで
            




「犬と猫と人間と」を読んで
            

「殺処分」と聞いて、それがどのようなものなのか知っている人は少ないだろう。自分だってついこの前までは知らなかったし、興味もなかった。きっかけは、私の母が動物愛護に熱心であり、犬・猫の殺処分に対しては色々な活動をしていることだ。私も中学生の時、千葉の動物愛護センターを見学したことがある。そのようなことがあって、この本も以前から知っている。その時から何年か経った今、改めてこの本に触れることで何か伝えられることがあるのではないかと考えた。
この本には、様々な形で犬猫に関わっている人達が出てくる。読んでいて思うのは、どの人達も心の中にあるのは動物が好きで、犬猫が好きで、だからそんな動物達を守りたい、助けたいという強い思いなのだろう。

犬猫の殺処分の現状を知らない人達にとって、保健所は、犬猫の面倒を見てくれる場所だと思われているかもしれない。実際にはそんな便利な場所でもないし、軽々しく犬や猫を連れて行っていいような場所ではない。愛護協会に保護された犬猫は、貰い手が見つからなければ最後まで面倒を見てもらえる。しかし、保健所の場合、飼い主が持ち込んだ犬は翌日、迷い犬は五日間の収容期間に引き取られなければ殺処分となる。殺処分方法は炭酸ガスによる窒息死である。このことを知った時はショックだった。

この本でセンターで働く人の話を載せているのだが、とても心に響いた。「犬や猫は嫌いなほうじゃない?」という作者の質問に対して「ものすごい好きです」と答えた後の「逆に言うと好きだからできるのかな」という言葉が一番心に残っている。確かに、中途半端に動物が好きな人に出来るような仕事ではないだろう。同じ職員で獣医の人は「最後くらい、動物を好きなヤツが見てやったらいい」と言っている。率直にすごいと思う。これが動物に対する本当の愛情なのではないかと考えさせられた。生半可な気持ちではこんなことは言えない。

他にも、ボランティアで捨てられた犬の世話をする大学生や、外国人ボランティアの人、捨てられた子犬を原っぱで世話をする子ども達、多摩川で猫の面倒を見ているホームレスの人たち、色々な人がいる。大学生の人達は年間約三十万匹の犬猫が殺処分されている現状を知りながら活動しているだろうが小学生の子ども達は、この現状を知らないかもしれない。ただ助けたいという気持ちがあっての行動。それでも、そこに違いはないと思う。小学生がこれだけ思い切った行動をしていることに驚いた。本人達にその自覚はなく、当たり前のように犬を助けているように思える。

ホームレスの人達が猫を飼っているのは、テレビでも見たことがある。ホームレスが猫を飼う理由は、公園や河川敷など彼らが住む場所と猫が住む場所が重なるためだ。自分も行き場を失い孤独に野宿する身だからこそ、捨て猫を放っておけないらしい。ホームレスがホームレスになるまでにはたくさんの人間関係があっただろう。誰かに裏切られた人もいるかもしれない。このようなことを考えた時、「動物は人を裏切らない」と私は思う。どれだけ人が動物を、動物が人を愛しても、結局裏切り捨てるのは一方的に人間である。この本は、元は映画だが、映画製作を頼んだ稲葉さんは「人間よりマシみたい、犬猫のほうが」と言っている。私はこの言葉の意味をこう考える。複雑な人間どうしの関係より、動物との愛せば愛してくれる単純な関係の方がマシなのではないかということだ。だからこそ、人は動物を飼いたいと思うのだろうし、だからこそ、人間の事情で動物が捨てられている。人は動物を裏切っている。

実際にセンターを訪れた時、容易に言葉を発することはできなかった。静かに座っている犬もいれば、人が来れば喜んで駆け寄って来る犬もいた。作者も同じ経験をしていた。「思わず手を伸ばして、頭をなでた」と書かれている。こんな小さな出来事から、私は大きな切なさを感じた。
日本の簡単に変わることのない現実の中で、イギリスの動物愛護には感心するしかなかった。まずペットショップには、犬や猫が販売されていないということ。日本では考えられないだろう。イギリスでは、一般的に犬や猫を飼う時、ブリーダーかや入手するか、保護施設から引き取るらしい。それほどまでに国全体に動物愛護が根付いているのだ。日本が目指すべきところだと思う。まだまだ、日本には本当の愛護が広がっていない。

一人一人がこの現実を知ったところがスタートなのだ。一人一人が知るために必要なのは、知っている人による活動である。この感想文もその活動の一部なのだと感じている。

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Commented by *chico* at 2012-03-09 17:48 x
素晴らしいです、ソイ君。
ちゃんと母の思いは伝わってます。
そして、背中を見て育っています。
ひとりが次のひとりに伝えてくれることで
どんどんどんどん広がっていけるはず。
日本を変えられるはず・・・

これからを担う若い世代がこんなに真摯に
感じてくれることを、オバチャンはとってもうれしく思います。
救われます。
ありがとう。
奈良のオバチャンも表彰状贈りたいです!
Commented by michina_f at 2012-03-09 17:50 x
ソイ君の感想文、感動しました。
優秀賞受賞おめでとう。

殺処分される犬猫達について
この感想文を目にしたことで初めて知った
高校生もきっと多いはず。
伝えてくれて、ありがとね、ソイ君。

優秀な息子を持って、母も嬉しいね。
さざんかさんの伝えたい事、
子供にもしっかり伝わってますよ。
やっぱり、親の背を見て子は育つんだなあ。

うちの学級の親も見習っていただきたいものです。
Commented by ぷりんママ at 2012-03-10 18:04 x
さすがソイくん!!!いざという時、力になってくれますね。
文章も男性の文章らしいです。
とてもわかりやすく、心に響きます。
受賞おめでとうございます~!!!
Commented by pi-pal-mego at 2012-03-12 13:09
*chico* さんへ
お忙しい中、目を通して頂いて
ありがとうございます!!!
表彰状♪優秀賞より嬉しいです(*^^*)
息子にも伝えたら、普段は無愛想なのに
口元がニヤけておりましたよ(← 母は見逃さず 笑)

そうですよね!
良い意味での”伝言ゲーム”で伝わっていって
知ってもらえたら、きっと変わりますよね!
という事で、まずは身内から(笑)

そして
「たぶん女子会」の精鋭な皆さま☆と
素晴らしいワンコ達♪のお陰で一日で200人もの
子供達に知ってもらえて感動です!!!
ありがとう&お疲れ様でした。

ボラさんの数は増えても、放棄される子は
後を絶たず・・でも処分の減少はきっと
少しずつ変わり始めてる証拠ですよね!!!
昨年から何も出来ずにいる私ですけど、やっぱり
小さくても何か出来る事続けられたらいいな~と
思っています。









Commented by pi-pal-mego at 2012-03-12 13:18
michina_f さんへ
ありがとー!目を通してくれたんだね~(^^)
ソイ君ね、賞は取ったけど、優秀ではないの
数学なんて、泣けるよ(笑)
実際めごのお世話はほとんどしないしね・・
しかも形にしたのは今回が初めて(^^;

嘆きのマートルの背中も見てるので
一か八か・・という気もしないではない(笑)
でも”一人でも多くの人に・・”という事には
協力してくれて有難いな~と思っています。
ほら、「親がそうでも同じとは限らない」と
言い切られてますからね(--;
今年は・・と年賀状に書いておきながら
スタートからずっこけて、ごめんね。
落ち着いたら、又是非よろしくお願いします(^^)
Commented by pi-pal-mego at 2012-03-12 13:30
ぷりんママ さんへ
ママさん、長文ですのに目を通して
頂いてありがとうございます!!!
やはりママさんに同行して頂いたセンターは
彼にとって、大きな経験だったと感謝です。
そして
子供の持つ力を教えてもらうきっかけも
ママさんでした!!!
ママさんから、私、そしてあかぽん、息子そして
又そこから・・・
着々と知る前に戻れない人増加中ですね(^^)v



Commented by みー at 2012-03-12 20:22 x
ソイくんの優秀賞受賞おめでとうございます♪
ソイくんの優しさがにじみ出ている感想文ですね。
最後の「一人一人が知るために必要なのは、知っている人による活動。この感想文もその一部」にズキュンと来ました。

ソイくん、間違いなくステキ男子です♪
Commented by pi-pal-mego at 2012-03-13 10:59
みーさんへ
かなりの長文なのに読んで下さって
ありがとうございます!!!

も~、みーさんたらっ、誉め上手(^^)
素敵男子なんて言葉、もったいないです!
知らせてくれることには感謝していますが
結構頑固だし、友達には優しいけど、
母には冷たいヤツなんですよ(--;

こちらは昨日から春雪でした。
雪が消えたら、又、峠を越えていらして
くださいね~(*^^*)

by pi-pal-mego | 2012-03-09 15:07 | わんこ | Comments(8)