めご、ガンバ!
2009年 04月 23日小心者の飼主は「大丈夫かな」とドキドキ。
お隣のYさんに
「ダメよ!犬は飼主の気持ち読むんだから」と言われ、冷静を装ってる。(つもり)
「行ってくるよ」
17歳のパルを虹の橋へ見送った後、私は「もう犬は飼わない」って思っていました。
20年近くの時間を責任を持って飼うという事は決して簡単な事ではありません。
でも、兄ちゃんの強い希望で家族で1年近く話あった末、めごを迎えました。
最初、兄ちゃんはめごの子供を見てみたいと望んでいました。
でも、多くの犬達が処分されている現実を知り、私達家族の考えが違ってる事に気付きました。
今は兄ちゃんも草の根ポスターに協力してくれたりします。
知らない事・・・それは怖いこと。
めごは内耳が悪い、てんかん持ち、元気がない日が多いというのもあって、
今まで踏み出せずにいましたが、最近耳も、てんかんも調子が良く元気なので
夏になる前にと思い今回手術することにしました。
「元気だよ!」
子供を産まない犬がかかりやすい、子宮蓄膿症・悪性の乳腺腫瘍・・・この2つに
パルがかかって死にかけた事もあったしね。
当時避妊手術という知識がなく、パルも発情はあったものの
犬のくせに犬が嫌いで(社会性の欠如!?)犬を寄せ付けなかった事で妊娠は防げたのだろうけど
オス犬もリードから離れ通って来たりしてたので、今、考えると恐ろしい。
10才になった頃急に元気がなくなり、年なのかな・・と思ってたら
ある日突然動かなくなり、急いで病院へ行くと緊急手術。
「もう少し遅かったら、危なかったよ。乳がんも一緒にとっておいたから」と
本来なら親指位の大きさと言われる子宮が握りこぶし大になり、先生がメスを
入れると膿が出てきました。
若さを取り戻したように、元気になったパルは17歳まで長生きしてくれたわけですが
具合が悪くても口に出せず、辛かっただろうと思うと申し訳けなかったな。
今朝はご飯も食べられない、めごの視線が痛くて私もご飯は隠れてこそっと食べ
今、病院にお願いしてきました。
喜んで車に乗ったのに、病院に入り先生にリードを引かれると後ろ足を懸命に突っ張るので
半ば引きずられて診察室に入っていく姿が切なかったな。。。
兄ちゃんも、ソイ君も、父さんも朝出かける前に
「めご、頑張れよ」と声をかけてましたよ。
「皆でめごの帰りを待ってるよ」←飼主バカな家族
夕方迎えに行ってきます。